若手アニメーターの平均年収は110万円。ライターは? ~ライター業だけで“全国平均年収の倍”稼ぐ方法②~

前回は、アニメーターやライターなどが直面しがちな、厳しい現状についてご紹介しました。しかし、自分のライフスタイルに合わせて仕事ができたり、やり方次第でやりがいや結果にも繋がりやすい、人気の職業でもあります。実際にクリエイティブ関連の仕事は、自由度が高い等のメリットが多いのも現実です。そこで今回は、楽しみながら稼げるライターになる方法をご紹介します。

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■ライターにおける成功とは?

ライターは、何をもって成功と言うか? それは人それぞれの目標や着地点によって異なる。しかしながら、仕事として行っている以上、「自分にしか書けない内容として依頼がほしい」「認められたい」「十分な対価がほしい」という思いは共通のはずだ。そこで、まずは“稼げるライターになること”を一つのバロメーターとして考えてみる。

 

■「稼げるライター」になる方法

ライターで稼ぐ方法の第一歩としては、まず自分の得意分野を見つけること。同じ制作者という立場でも、漫画家やイラストレーターと違い、パッと見ではあまり差別化が出来ないのが“文章”だからだ。よっぽど著書を多く出していたり、受賞歴があるなど知名度が伴っていない限り、その人の腕がどんなレベルなのかはわかり得ないケースが多い。しかし、何か得意分野があれば、「この内容について詳しいこの方に頼んでみよう」、ということになる。それだけ、最初の選出段階において引っかかりやすくなるのだ。

得意分野がマニアックなほど良い。その分野に得意な“敵”が少ない方が、仕事が取りやすいからだ。筆者の場合は大学時代のゼミで、薬事法・景表法などの広告にまつわる法律を知り、実際に新卒で美容外科の広報として勤めた経験から、薬事法の重要性を感じ、資格を取得。当時盛り上がりつつあったIT業界で、重宝されるポジションに収まることができた。

また、自分が好きなことをマニアックに突き止めるということも、価値を生み出しやすい。どんな分野であっても市場があるし、逆に需要が少ないのであれば、自分から発信して広めるのも良い。今や執筆という業務は、どんな分野においても必要不可欠なのだ。

 

■「依頼主が頼みたいライター」になる

作家の作品などを見ると、その人の独自の視点や書き方、言い回しなどに色濃く特徴が出るケースもあるが、例えばHPや雑誌の文章を書く場合には、逆に個人の色を出してはならない。つまり、とても機械的な業務になるのである。

執筆者の色が出ない“誰が書いても同じ文章”を求める場合、安く請け負ってくれる人に仕事が集中しがちだと思いがちだが、一概にそうとは言えない。それよりも依頼者が求める点としては、臨機応変に動ける・仕事が早い・修正が少ない・察しが良い、等の点が最重要なのだ。そのためには、一度仕事を引き受けたら、依頼主に「またお願いしたい」と思わせる結果を出すことが大切だ。

スピード感があっても、誤字脱字だらけで修正が多く発生するのではマイナス印象。結局数回の修正戻しなどが発生し、逆にタイムロスになることもある。それならば、“締切より少しだけ余裕を持って提出する程度”のスピード感を持つことをオススメしたい。特に、初めて着手する案件であれば、相手の求めている温度感を知るためにも、担当者に確認を取るための時間を設けておくことだ。

経験値が高い人であれば、あらかじめ相手が自分の技術を買って依頼してきた可能性があるので、その場合は比較的自由に、自分の色を出して執筆することができる。しかし、そうでない場合は、原稿を全て書き終えてから確認してもらうと、温度感が違い、最初から書き直し……ということにもなりかねない。その場合は、出だしだけサンプルとして書いてみて、「こんな感じでいかがですか?」と依頼主に確認してから書き進めるなどの配慮がほしい。

“誰でも書ける内容”を頼まれたときこそ、チャンス。ライターとして技術面で依頼主に満足してもらえる仕事をすることはもちろん、「この人に次もお願いしたい」思わせることができるかどうかこそが、ライターの腕の見せ所なのだ。そして、フリーランスであっても営業ナシで仕事が舞い込んでくることになれば、それはひとつのライターとしての成功と言えるのではないだろうか。

 

ライターになりたい方を育成する「ビューズライタースクール」

次回の実施は2015年9月12日(土)です。

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