人口が減少傾向にある日本国内だけでなく、近年では海外に目を向ける化粧品・食品メーカーが増加しています。アジア圏では特に「中国進出を試みるも苦戦した」という声を多く耳にしますが、市場規模が上向きなフィリピン・タイ・マレーシアと、アジアだけでも商圏に入る国は複数あり、既に多くの日本産コスメが各国で流通しています。2015年香港で開催されたアジア最大の展示会コスモプロフのレポート、輸出に成功しているメーカーの事例や、フィリピンとドバイの市場と進出サービスについてご紹介いたします。
2007年の1億2,777万人をピークに減少が始まり、2015年10月時点で1億2,689万人と約90万の減少。2050年には現在と比べ7割以下の人口となり、1億人を下回るとの予測が出ており、同時に化粧品利用人口の減少が考えられる。国内化粧品市場の縮小とは逆に、市場拡大している国もある。フィリピンは人口増加と経済発展が続いており、中国の化粧品人口は10年で1億人、15年で2億人、20年で4億人の推定されている。
国内化粧品出荷額は景気の影響に左右されており、今後も先行き不透明な景気により横ばいレベルの成長が続くと予想されている。個人消費の抑制による単価下落が顕著であり、市場が縮小することが予測される。
消費者の需要が中価格帯(2,000円~5,000円)から低価格帯(2,000円未満)にシフトしており、唯一拡大している低価格帯においては、ドラッグストア等で1,000円前後の価格で販売されている商品である。国内化粧品事業は飽和状態にある。更に、異業種業界や大手化粧品各社も低価格商品の販売に参入し、競争が一段と激化しており、『アットコスメ』などの口コミサイトやSNSの普及も加わり、消費者の商品を見る目はますます厳しくなり、マーケティングコストが上がることも予測される。
大学時代に北京大学に短期語学留学し、中国上海TVのリポーター、中国雑誌の企画・ライターとしても活動する。 大学卒業後は大手美容外科の広報PRや化粧品会社でドクターズコスメの企画・広報を行う。 その後、広告代理店で薬事法・ライターの専門の部署を立ち上げ、美容・健康食品関連のコンサルティングで携わった企業は500社以上。美容家として独立後は執筆、メディア出演、講演など幅広く活動。2015年、女性の活躍の場を創造・提供する㈱ビューズを立ち上げる。
(アジアでの活動)
2010年より中国売上No.1雑誌『瑞麗 服飾美容』(日本の雑誌「Ray」)で、日本のトップメイクアップアーティストの手がけるメイクページ全般を担当。 ?2011年には中国最大の美容展示会、『上海美容健康博覧会』で日本ブースのポスターモデルを務める。2012年、観光庁の中国向けプロジェクト『日本国家旅游局』で日本の美容情報を発信。2013年に韓国の化粧品コンサルティングを開始し、韓国SBSテレビに出演するなど、日本の美容をアジアに向けて紹介する活動を行っている。
株式会社ビューズ
PRマーケティング事業を軸として、コンテンツマーケティング市場の需要に応える「beausライタースクール」、医師の枠を超えマーケティング支援を行う「女医100名によるユニット・女医+」、快適なオフィス環境を支援する「オフィスコスメ」、バズマーケティング支援を行う「関西美活サークル」、世界5大ミスコンのひとつ「ミス・グランド・インターナショナル」の日本運営などを行う。
1976年生まれ千葉県出身、1999年専修大学卒業、日本メナード化粧品株式会社入社その後2001年創業間もない楽天株式会社入社。
業界草創期から楽天市場にてECコンサルタントとして活躍。
2007年9月、楽天、ヤフーなどモール通販に特化したネットショップ運営代行・ECコンサルティングのサヴァリ株式会社を設立。
特に「楽天内広告運用・分析」を強みとし、テスト販売・商品開発といった商品MD、SEO対策からウェブ制作・PRまで店舗運営にかかわる業務をトータルでサポートする事業を展開。
サヴァリ株式会社
EC市場に特化し、事業者様をトータルでコンサルティング、サポートするビジネスモデルを特徴としています。テスト販売からECサイト本格運用までマーケティング支援いたいします。商品MD、SEO対策、広告運用、ウェブ制作まで御社のご状況に合わせたきめ細やかなご提案が可能です。
大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。
同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。
2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。
その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。
2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社を経営するO氏と出会い、同年Hallohallo incの立上げに従事する。
2014年にHallohallo Home incを立ち上げ、Hallohallo Assets、System、Travel、WebTV、Design、Builder、Exercise、Life、School、Maintenance、Architect、Salon、Clinic、Spaやストリートチルドレン復学プログラム等、多くの新規事業をアライアンス事業として立ち上げる。
株式会社ハロハロホーム
フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティー氏に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。
1984年生まれ東京都出身。
専修大学法学部卒業後、経営コンサルティング会社に就職。
日本の中小企業の活性化のために、海外進出が必須だと感じ、2009年にグローバルパートナーズ(旧アリババマーケティング)の立ち上げから携わり、サポートを行う。
現在はドバイを中心とした海外販路開拓の支援のため、ジャパン・トレード・センターの企画運営に従事している。
グローバルパートナーズ株式会社
2,000社を超える企業との取引で培ってきたグローバル化支援のノウハウを元に、マーケティング、販売ルートの確保、経営課題の抽出と解決を行いながら、クライアントの海外進出を推進していきます。商社が集まるドバイに、日本の製品を展示する「ジャパン・トレード・センター」の運営とドバイ進出支援に取り組んでおります。