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yogaとsurfネタで5年。Instagram運用と活動結果をレポート

 

Instagramの運用代行支援を取り組むうえで、新しい機能や、各投稿手法がどんな効果がでるかなど、実戦運用経験がないと、顧客にリードした提案ができないと考え、2018年から二つのネタでInstagramアカウントの運用を開始いたしました。ネタの選定は継続して興味を持つことができるよう、運用担当者の趣味であるヨガとサーフィンを選びました。

 

ビューズが取り組んだ5年間のInstagram運用の結果レポートをどうぞご覧ください。

 

ヨガとサーフィンのアカウントを作成し、運用開始から5年が経過しました。ヨガを行っている女性、サーファーの女性を紹介するアカウントです。
それぞれのフォロワー数は、ヨガ女性を紹介するアカウントが14,000人、サーファー女性を紹介するアカウントが17,000人となりました。

 

フォロワー数の差は3,000人程度、それぞれ1万人を超えるフォロワーが集まり、1日266人、月間8,000人にリーチするまでに成長、海外のヨガウエアメーカーや国内のコスメや食品メーカーからPR投稿の依頼が届くようになりました。

 

yoga:https://www.instagram.com/yoga_bijo/
surf:https://www.instagram.com/surf_bijo/

 

 

日本のヨガ人口は、約590万人(月に1回以上行っている人)、サーフィン人口(ウィンドサーフィン含む)は40万人です。
ヨガ人口のほうが圧倒的に多いのに対して、サーフィンアカウントが3,000人多くリーチされるという結果でした。

 

どちらも大人のスポーツで、フォロワーの若年層は0.3%と少ないことがわかります。また、フォロワー数で言うとサーフィンのアカウントは男性が多い結果となりました。

 

リーチした人数について、フォロワー以外へのアプローチは、ヨガアカウントはフォロワー内6,773人に対して4.8倍の33,000人、サーフィンアカウントはフォロワー内12,000人に対して4.6倍の56,000人とフォロワー以外へのアプローチが多いことがわかりました。
これは、まさにInstagram運用の魅力で、フォロワー以外の見込み顧客との接点を作ることができることフォロワー以外のユーザーにアプローチができることを体現した結果となりました。

投稿インサイトでわかった、「発見タブ」からの流入はフォロワー以外からが大半

 

ヨガアカウントの投稿インサイトから、リーチの内訳は87.8%がフォロワー以外であることがわかりました。
また、インプレッションは、48.7%が発見タブから、38.3%がホームから、そして6.6%がハッシュタグ、0.4%がその他という内訳で、フォロワー以外の「発見タブ」からの流入が多いことがわかりました。
弊社のアカウント運用でも重要指標として計測設定している「発見タブ」です。

 

フォロワーに向ける情報発信だけではなく、フォロワー以外のユーザーにどれだけリーチできるかが、SNSアカウント運用のポイントとなります。

 

それは、顧客との接点を増やすことが見込み顧客の獲得となり、ひいては「認知獲得」へと繋がるからです。ハッシュタグや、フォロワーのエンゲージメント反応により、投稿が評価され発見タブに表示されるような投稿が複数あれば、フォロワー以外の人との接点を設けることができるので、アカウントのフォロワー数増加、商品やサービスの購入機会も増えていきます。

 

※発見タブについてはコチラの記事で説明しています。

 

ヨガ・サーフィンアカウントで人気のインフルエンサーのコメントが参考になる

 

直近2年間の投稿別リーチランキングです。
ヨガアカウントでリーチが一番多い投稿は、香港在住で客室乗務員をしながらヨガ活動をしているMissibylamさんの紹介が4.5万、関東在住のヨガ講師の𝐦𝐚𝐢𝐦𝐚𝐢さんの紹介が4万でした。

 

ヨガとサーフ美女をアカウントで紹介させていただきリーチがもっとも多かった4名のインフルエンサーに、Instagramの活用で意識していること、どんな目的で活用しているかをインタビューしました。

 

集客・ブランディングや、人との繋がりが広がったり、ご自身の活動のPRに活かせているようで、企業としてアカウント運用のお手本になるようなコメントが聞けました。自分が楽しいと思うことを投稿しないと、エンゲージメントが上がらないということで、これは、企業が一方通行でブランディング型の投稿をしてもフォロワー数が増えないという課題に通じる内容でした。

 

・フォロワーを楽しませているのか?
・役に立つ情報を発信するのか?

 

など、フォロワーが期待することに応えているか?という投稿内容の企画視点だと考えます。例えば、メーカーが成分やビジュアル、開発秘話など訴求や発信したい内容を一方通行で投稿してもフォロワー数は増えにくい、ということです。見込みユーザーが共感や楽しんでもらえたり、便利となる情報が投稿され、フォロワーの興味を惹きつけることができればフォロワー数は増えるという考えは、人気インフルエンサーが実現しており、企業アカウントがプロダクトアウト的に一方通行の情報を発信してしまいがちな傾向があるため、大変参考になります。

 

𝐦𝐚𝐢𝐦𝐚𝐢 32歳 @東京
開脚先生 /ストレッチ & ヨガ:フォロワー35,000人
https://www.instagram.com/maimai_yoga/
Instagramの一番の投稿の目的は、自身の経営しているパーソナルストレッチの集客です。また、ヨガやストレッチの情報を、幅広い世代の方に親しみやすく届けたいと思い活用しています。日々の投稿では、『自分が楽しんでできているか?』を考えて投稿しています。運用面での良かった点は、広告費がゼロな事。そして色んな先生や生徒さんと繋がれて自分自身の幅も広がった事です。生徒さんとはDMではなく公式LINEからご予約いただくようコミュニケーションをとっています。

 


Missibylam @香港
客室乗務員/ヨガ:フォロワー32,000人
https://www.instagram.com/missibylam/
日常生活や、ヨガと客室乗務員の仕事を発信する目的で投稿しています。実際に、ヨガのクラス予約やその他の活動のためにアプローチしてくれる人が増えました。Instagramをやっていて良かったことは、多くの人にヨガやエクササイズに興味を持っていただけたこと。そして、人と繋がる機会が増えたことです。インフルエンサーの仲間や、ブランドや企業の方々とも繋がることができました。個人のブランディングにも役立ちましたし、ヨガの分野で認知度を高めることができたと感じています。

 

まいまいですやん【maimai】 34歳 @千葉
モデル/サファー:フォロワー29,000人
https://www.instagram.com/maimaidesuyan/

モデルのお仕事の依頼を増やすため、知名度をあげる事、また日記として日々の思い出や成⻑記録を残すために投稿しています。見てくれている人がどんなユーザー層かを的確に把握して、フォロワーの方が楽しんでいただけそうな内容に絞って発信することを意識しています。Instagramを開設して良かった事は、多くの方に知ってもらうことができ、知名度が上がり、様々な仕事の依頼が届くようになったことです。最近サーフィン系YouTubeをはじたのですがインスタグラムをやっていたおかげでフォロワーさんがチャンネル登録をしてくれて嬉しいです。

 

Elly808yoga 34歳 @神奈川県
アーシングコーチ:フォロワー9,756人
https://www.instagram.com/elly808yoga/

学んだことのアウトプットや情報のシェア、ビジネスの告知や集客、好きなことや趣味など共感する人たちと繋がること、興味のあることの学びや情報収集を目的にアカウントを運用しています。ハッシュタグをつけて関連する人たちの繋がりを増やすこと、プロフィールを分かりやすく、初めての方でも興味を持ってもらえるようにすること、なるべくシンプルに、自分が好きなものや心地よいものが伝わる投稿を意識してアカウントを運用しています。好きなことで繋がる人たちが増えたり、初めての方でも気軽に自分のことを知ってもらえるきっかけになり、メディアのオファーや取材などの依頼がインスタを通してくることが増えました。

 

サーフブランドのフォトコンテストでサーフィンアカウントを告知に活用

 

ビューズは、インフルエンサーのキャスティングを事業として行っていることから、ヨガとサーフィンの2つのアカウントのフォロワーに、PR投稿のオファーをして企業様の依頼にお応えることにもアカウントを活用しています。

 

また、ヨガ・サーフィンを趣味や仕事としている人に合う商材やサービスをアカウント内でご紹介するPR投稿を行うアカウントとしても活用しています。

 

さらに、女性サーファーを紹介するサーフアカウントでは、PRを目的としたサーフブランドのアンバサダーモデルを募集するフォトコンテストを開催。116件のUGCが発生し、アンバサダーを決めると共に、依頼企業の認知度UPと売上UPに貢献できました。

 

フォトコンテストの参加者を募集しブランドロゴのステッカーを応募者に送付して、ステッカーが写った投稿を募集しました。1回の投稿だけではなく複数回投稿してくれる参加者も発生し、多い人で6回の投稿をしていただき大変盛り上がりました。フォトコンテストの運用ポイントは、「投稿は1回だけではなく複数回行っていただいても問題ありません。」というアナウンスで、参加者に複数回投稿しても良いという気づきを与えることも効果的でUGC促進につながりました。

 

フォトコンテスト告知サイト:https://allmine.id/lp/ripcurl/

告知で利用したギフティング募集サービス:https://allmine.id/sales/

 

まとめ

以上、ヨガとサーフィンをする女性を紹介するInstagramアカウントの5年の運用結果についてレポートいたしました。
アカウントで紹介させていただいたインフルエンサー達が、Instagramを集客・ブランディングに活用し成果をあげていることがわかりました。自分が楽しいと感じることをフォロワーに伝えたいと思う気持ちが、SNS運用の原点かもしれませんね。

 

デジタル広告の市場拡大に伴い、クリック単価が上がる中、Instagramの活用は見込み顧客との接点につながる有効的な集客施策になります、SNSの活用について参考にしていただけると幸いです。
また、ヨガやサーフィンユーザーに情報を発信したい企業様には、商品やサービスの体験機会をいただけましたら、希望するインフルエンサーによる挙手性で、ご紹介をいたしますのでお気軽にお問い合わせください。フォロワーの皆様に体験できる機会を提供できればと考えております。

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